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さくさく
ふりがな文庫
“さくさく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
嘖々
82.1%
索々
7.1%
簌々
3.6%
唶々
3.6%
鑿々
3.6%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
嘖々
(逆引き)
であればこそ、同門の令嬢たちも、一葉という文名
嘖々
(
さくさく
)
と登る以前にも、内弟子同様な身分である夏子を卑しめもしなかったのであろう。
樋口一葉
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
さくさく(嘖々)の例文をもっと
(23作品)
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索々
(逆引き)
楓葉
(
ふうよう
)
荻花
(
てきか
)
秋
(
あき
)
索々
(
さくさく
)
——
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
さくさく(索々)の例文をもっと
(2作品)
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簌々
(逆引き)
外は今にも降りそうな空の下に、
一村
(
ひとむら
)
総出の
麦収納
(
むぎしゅうのう
)
。
此方
(
こち
)
では鎌の音
簌々
(
さくさく
)
。
彼方
(
あち
)
では昨日苅ったのを山の様に荷車に積んで行く。時々
賑
(
にぎ
)
やかな笑声が
響
(
ひび
)
く。皆欣々として居る。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
其内ある日近所の辰さん兼さんが
簌々
(
さくさく
)
簌々と音さして悉皆堤の上のを
苅
(
か
)
って、
束
(
たば
)
にして、持って往って
了
(
しま
)
う。あとは苅り残されの
枯尾花
(
かれおばな
)
や
枯葭
(
かれよし
)
の二三本、
野茨
(
のばら
)
の紅い実まじりに
淋
(
さび
)
しく残って居る。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
さくさく(簌々)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
唶々
(逆引き)
けだしその流行の波濤に漂はさるるに際しては読者の趣味概ね泛として定まるところなく批判の能力に乏しくして半銭の価値なきものも
唶々
(
さくさく
)
して世人の
賞粲
(
しようさん
)
に上る。
史論の流行
(新字旧仮名)
/
津田左右吉
(著)
さくさく(唶々)の例文をもっと
(1作品)
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鑿々
(逆引き)
ちょっと聞けば馬鹿々々しい浦塩の女郎屋論でも、底を叩くと統計やら報告やら頗る周到細密な数字的基礎があった。殊に北京から帰朝した後の説には
鑿々
(
さくさく
)
傾聴すべき深い根柢があった。
二葉亭四迷の一生
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
さくさく(鑿々)の例文をもっと
(1作品)
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