“さうがう”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:サウガウ
語句割合
相好90.0%
相恰5.0%
相格5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
併しながら四十九重しじふくぢうの宝宮の内院ないゐんに現れた尊者の相好さうがうは、あの夕、近々と目に見た俤びとの姿を、心にめて描き現したばかりであつた。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
ほかへ落したとはいつはり其みぎり殺害の場へ落としたに相違あるまじとばかり御吟味ぎんみつよさに是非なく身に覺えは御座らねども其罪を引受白状致し候と申立しかば大岡殿とくと富右衞門の相恰さうがう
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「あら、う御座んすよ、たんと御なぶり遊ばせ」と、たちまち砕けで群に加はる花吉を、相格さうがう崩しての包囲攻撃
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)