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ごじゅうのとう
ふりがな文庫
“ごじゅうのとう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
五重塔
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
五重塔
(逆引き)
遠藤清子の
墓石
(
おはか
)
の建ったお寺は、
谷中
(
やなか
)
の
五重塔
(
ごじゅうのとう
)
を右に見て、左へ曲った通りだと、もう、法要のある時刻にも近いので、急いで家を出た。
遠藤(岩野)清子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
ここは
近江
(
おうみ
)
の国、
比叡山
(
ひえいざん
)
のふもと、
坂本
(
さかもと
)
で、
日吉
(
ひよし
)
の森からそびえ立った
五重塔
(
ごじゅうのとう
)
のてッぺん——そこにみんなの
瞳
(
ひとみ
)
があつまっているのだった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
麻布
(
あざぶ
)
の
古川
(
ふるかわ
)
は
芝山内
(
しばさんない
)
の裏手近くその名も
赤羽川
(
あかばねがわ
)
と名付けられるようになると、山内の樹木と
五重塔
(
ごじゅうのとう
)
の
聳
(
そび
)
ゆる麓を巡って
舟楫
(
しゅうしゅう
)
の便を与うるのみか、
紅葉
(
こうよう
)
の頃は
四条派
(
しじょうは
)
の絵にあるような景色を見せる。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
太陽のまぶしさにさえぎられて、しかとは見えないが、
鶴
(
つる
)
のごとき老人が、
五重塔
(
ごじゅうのとう
)
のてッぺんにたしかにいるようだ。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「ではさきごろ、
日吉
(
ひよし
)
の
五重塔
(
ごじゅうのとう
)
へ登っていたのも居士ではなかったか、
恥
(
はじ
)
をもうせば、
里人
(
さとびと
)
の望みにまかせて
射
(
い
)
たところが、一
羽
(
わ
)
の
鷺
(
さぎ
)
となって逃げうせた」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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