“これあ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
之有50.0%
惟悪25.0%
有之25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
呼寄けるに家主いへぬし之助差添さしそへまかいで原田の來るを待居まちゐたり暫時しばらく有て原田大右衞門は自身番じしんばんへ來りければ家主巳之助這出はいいでて私し儀は三間町の家主巳之助と申者なるがなにか御用のすぢ之有これある由に付虎松を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
すなわち「人の悪の地におおいなると其心の思念おもいすべ図維はかる所の恒に惟悪これあしきのみなるを見たまへ」
可愛い山 (新字新仮名) / 石川欣一(著)
(前略)しかところ続冬彦集六八頁第二行に、『速度の速い云々(速度の大きいに非ず)』と有之これあこれは素人なら知らぬ事物理学者として云ふべからざる過誤と存じ候
随筆難 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)