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こなたばこ
ふりがな文庫
“こなたばこ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
粉煙草
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
粉煙草
(逆引き)
と、爺さんは、
粉煙草
(
こなたばこ
)
を、三度ばかりに火皿の大きなのに
撮
(
つま
)
み入れた。
灯明之巻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
被
(
かぶ
)
っていた
桐油
(
とうゆ
)
を、
見世
(
みせ
)
の
隅
(
すみ
)
へかなぐり
棄
(
す
)
てて、ふところから
取出
(
とりだ
)
した
鉈豆煙管
(
なたまめぎせる
)
へ、
叺
(
かます
)
の
粉煙草
(
こなたばこ
)
を
器用
(
きよう
)
に
詰
(
つ
)
めた
松
(
まつ
)
五
郎
(
ろう
)
は、にゅッと
煙草盆
(
たばこぼん
)
へ
手
(
て
)
を
伸
(
の
)
ばしながら、ニヤリと
笑
(
わら
)
って
暖簾口
(
のれんぐち
)
を
見詰
(
みつ
)
めた。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
睦田巡査はポケットから
鉈豆煙管
(
なたまめぎせる
)
を出して
粉煙草
(
こなたばこ
)
を一服吸い付けた。
老巡査
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
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