トップ
>
こつとう
ふりがな文庫
“こつとう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
骨董
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
骨董
(逆引き)
木で造つた
渡船
(
わたしぶね
)
と年老いた船頭とは現在
並
(
なら
)
びに将来の東京に対して最も尊い
骨董
(
こつとう
)
の一つである。古樹と寺院と城壁と同じく飽くまで保存せしむべき都市の
宝物
(
はうもつ
)
である。
水 附渡船
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
然
(
しか
)
し
骨董
(
こつとう
)
と
名
(
な
)
のつく
程
(
ほど
)
のものは、
一
(
ひと
)
つもない
樣
(
やう
)
であつた。ひとり
何
(
なん
)
とも
知
(
し
)
れぬ
大
(
おほ
)
きな
龜
(
かめ
)
の
甲
(
かふ
)
が、
眞向
(
まむかふ
)
に
釣
(
つ
)
るしてあつて、
其下
(
そのした
)
から
長
(
なが
)
い
黄
(
き
)
ばんだ
拂子
(
ほつす
)
が
尻尾
(
しつぽ
)
の
樣
(
やう
)
に
出
(
で
)
てゐた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
「さうだ。曾鉄誠老人に会つておくのもわるくない。ついこの筋向ふの椿樹胡同といふところにゐるよ。
骨董
(
こつとう
)
店なぞの妙に多い横町で、うちの副社長の官舎にもぢきなのだ。」
南京六月祭
(新字旧仮名)
/
犬養健
(著)
こつとう(骨董)の例文をもっと
(18作品)
見る
検索の候補
こっとう