“こそん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鼓村40.0%
孤村20.0%
湖村20.0%
湖邨10.0%
胡孫10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
名物男のガイドでシイ・※イ・ホテルの客引を兼ねた馬来マレイ人メラメデインが鈴木鼓村こそんに酷似した風采ふうさいをして見物を勧めに来る。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
小ヘルモンの北麓、麦の穂末に平たき屋根の七八つあらはれたる孤村こそんは、基督の寡婦の子を蘇らし玉ひしと云ふナインの村なり。かしらまるくして形優美なるタボルの山も東に近く見ゆ。
羯翁かつおうの催しにて我枕辺に集まる人々、正客しょうきゃく不折を初として鳴雪めいせつ湖村こそん虚子きょし豹軒ひょうけん、及び滝氏ら、蔵六も折から来合きあわされたり。草庵ために光を生ず。
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
一、飽翁ほうおう藻洲そうしゅう種竹しゅちく湖邨こそん等の諸氏去りて、碧梧桐へきごとう鼠骨そこつ豹軒ひょうけん等の諸氏来りし事
病牀六尺 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
後人母猴もこうなまりまたいよいよ訛って獼猴みこうとす。猴の形、胡人こひとに似たる故胡孫こそんという。『荘子』にという。