“正客”の読み方と例文
読み方割合
しょうきゃく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その日の正客しょうきゃくは島田先生で、お相客あいきゃくも五六人ほどございました、女中たちはなかなかいそがしそうだから、わたしのことゆえ、台所の方までも出向いて
大菩薩峠:07 東海道の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
羯翁かつおうの催しにて我枕辺に集まる人々、正客しょうきゃく不折を初として鳴雪めいせつ湖村こそん虚子きょし豹軒ひょうけん、及び滝氏ら、蔵六も折から来合きあわされたり。草庵ために光を生ず。
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
でいの間の床柱のそばに今日の正客しょうきゃくである日出海と新之助のお膳がすわりました。
柿の木のある家 (新字新仮名) / 壺井栄(著)