湖村こそん)” の例文
墨色うるおふが如く趣向も善きにや浅井下村中村など諸先生にほめられ、湖村こそんは一ヶ月に幾度来ても来る度にほめて行く。
明治卅三年十月十五日記事 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
羯翁かつおうの催しにて我枕辺に集まる人々、正客しょうきゃく不折を初として鳴雪めいせつ湖村こそん虚子きょし豹軒ひょうけん、及び滝氏ら、蔵六も折から来合きあわされたり。草庵ために光を生ず。
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)