“こくとう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
極冬33.3%
黒瞳33.3%
黒豆33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ものみな声を潜めて、極冬こくとう
(新字旧仮名) / 石川啄木(著)
はだは白魚のようにきとおり、黒瞳こくとうは夢見るように大きく見開かれ、額にかかる捲毛まきげはとの胸毛のように柔らかであった。
悟浄出世 (新字新仮名) / 中島敦(著)
仰いで皎日こうじつて、目ことごとげんして後、赤豆せきとう黒豆こくとうを暗室中にいて之をべんじ、又五色のいとを窓外に懸け、月に映じてその色を別ってあやまつこと無く、しかして後に人を相す。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)