“げんこく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
原告33.3%
厳酷33.3%
嚴刻33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
原告げんこくだの被告ひこくだのといふひとたのんでたもおほくあつたれど、それをわたし一切いつさい受附うけつけなかつたは、山口昇やまぐちのぼるといふ裁判官さいばんくわんつまとして、公明正大こうめいせいだいことわつたのでは
この子 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
また食事の折々は暖かき料理をこしらえては妾にすすめるなどよろずに親切なりけるが、約二週間を経て中の島監獄へ送られしのちも国事犯者を以て遇せられ、その待遇長崎の厳酷げんこくなりし比に非ず。
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)
〔譯〕游惰いうだみとめて以て寛裕かんゆうと爲すことなかれ。嚴刻げんこくを認めて以て直諒ちよくりやうと爲すこと勿れ。私欲しよくを認めて以て志願しぐわんと爲すこと勿れ。