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くれたけ
ふりがな文庫
“くれたけ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
呉竹
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
呉竹
(逆引き)
わざと
大袈裟
(
おほげさ
)
に
頭
(
あたま
)
をかきながら、
夫
(
をつと
)
は
鞠
(
まり
)
を
追
(
お
)
つた。そして、
庭
(
には
)
の一
隅
(
すみ
)
の
呉竹
(
くれたけ
)
の
根元
(
ねもと
)
にころがつてゐるそれを
拾
(
ひろ
)
ひ
上
(
あ
)
げようとした
刹那
(
せつな
)
、一
匹
(
ぴき
)
の
蜂
(
はち
)
の
翅音
(
はおと
)
にはつと
手
(
て
)
をすくめた。
画家とセリセリス
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
斯
(
か
)
くまでに師は恋しかりしかど、夢さら此人を
良人
(
つま
)
と呼びて、共に他郷の地を踏まんとは、かけても思ひ寄らざりしを、
行方
(
ゆくかた
)
なしや迷ひ、窓の
呉竹
(
くれたけ
)
ふる雪に心
下折
(
したを
)
れて我れも人も
雪の日
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
、行方なしや迷ひ……窓の
呉竹
(
くれたけ
)
ふる雪に心
下折
(
したお
)
れて、我も人も、罪は誠の罪になりぬ
樋口一葉
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
くれたけ(呉竹)の例文をもっと
(14作品)
見る
“くれたけ”の意味
《名詞》
くれたけ【呉竹】
淡竹の別称。
(出典:Wiktionary)