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呉竹
ふりがな文庫
“呉竹”の読み方と例文
読み方
割合
くれたけ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くれたけ
(逆引き)
北の東は涼しい泉があって、ここは夏の庭になっていた。座敷の前の庭には
呉竹
(
くれたけ
)
がたくさん植えてある。下風の涼しさが思われる。
源氏物語:21 乙女
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
半井卜養
(
なからいぼくよう
)
という狂歌師の狂歌に、
浦島
(
うらしま
)
が釣の竿とて
呉竹
(
くれたけ
)
の節はろくろく伸びず縮まず、というのがありまするが、呉竹の竿など余り感心出来ぬものですが
幻談
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
ここは
呉竹
(
くれたけ
)
の根岸の里の
御行
(
おぎょう
)
の松、番町だの、四谷だの、何を言っているのだ、そんなことで訪ね先がわかるものか、もっと要領のよい名ざしがありそうなものだと
大菩薩峠:32 弁信の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
呉竹(くれたけ)の例文をもっと
(14作品)
見る
呉
常用漢字
中学
部首:⼝
7画
竹
常用漢字
小1
部首:⽵
6画
“呉”で始まる語句
呉
呉々
呉服屋
呉絽
呉服店
呉服
呉淞
呉春
呉懿
呉公
“呉竹”のふりがなが多い著者
牧野富太郎
中里介山
南部修太郎
紫式部
樋口一葉
泉鏡太郎
幸田露伴
正岡子規
長谷川時雨
菊池寛