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翅音
ふりがな文庫
“翅音”の読み方と例文
読み方
割合
はおと
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はおと
(逆引き)
のみならずその時一匹の蜂は、斜に床の上へ舞ひ下ると、鈍い
翅音
(
はおと
)
を起しながら、次第に彼の方へ這ひ寄つて来た。
老いたる素戔嗚尊
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
と思ふ間にくるッと起きあがり、そのまゝ空中に飛びあがると、ブルルンといふ
翅音
(
はおと
)
を立てながら、お縁を飛び出して、庭の空にまひあがつてしまひました。
かぶと虫
(新字旧仮名)
/
槙本楠郎
(著)
ある時、今天井に舞ひ上つたと見たジガ蜂が、「ぶあん」といふやうな
翅音
(
はおと
)
とも思へぬやうな大きな音を立てたかと思ふと、急降下で、一直線に落ちて来たことがあつた。
ジガ蜂
(新字旧仮名)
/
島木健作
(著)
翅音(はおと)の例文をもっと
(11作品)
見る
翅
漢検1級
部首:⽻
10画
音
常用漢字
小1
部首:⾳
9画
“翅”で始まる語句
翅
翅虫
翅体
翅無
翅翼
翅脈
翅燕花
翅頭末
“翅音”のふりがなが多い著者
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー
南部修太郎
島木健作
槙本楠郎
山本周五郎
久生十蘭
芥川竜之介
牧野信一