“はおと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
羽音78.9%
翅音19.3%
刃音1.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たか羽音はおとでもあるやうにうなつておとは、その竹竿たけざをにしたひと口端くちばたとがらせてプウ/\なに眞似まねをしてせたこゑでした。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
と思ふ間にくるッと起きあがり、そのまゝ空中に飛びあがると、ブルルンといふ翅音はおとを立てながら、お縁を飛び出して、庭の空にまひあがつてしまひました。
かぶと虫 (新字旧仮名) / 槙本楠郎(著)
刃音はおと拍車はくしゃの 音もなし
乞食学生 (新字新仮名) / 太宰治(著)