“下折”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
したお50.0%
したを50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
、行方なしや迷ひ……窓の呉竹くれたけふる雪に心下折したおれて、我も人も、罪は誠の罪になりぬ
樋口一葉 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
くまでに師は恋しかりしかど、夢さら此人を良人つまと呼びて、共に他郷の地を踏まんとは、かけても思ひ寄らざりしを、行方ゆくかたなしや迷ひ、窓の呉竹くれたけふる雪に心下折したをれて我れも人も
雪の日 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)