“くちぐち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
口々90.7%
異口同音3.7%
口口1.9%
唇々1.9%
嘴々1.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てんでん、こんなことを口々くちぐちにわいわいいながら、またおてらえんの下で会議かいぎひらきました。けれどもべつだんわったいい知恵ちえも出ません。
猫の草紙 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
村四五 出てけ、出て行け。(と異口同音くちぐち。)
夜叉ヶ池 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
こんなことを口口くちぐちつて
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
はとれよと、口口くちぐち
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
その容子が、諸将のおもてに、さっと凄気せいきをながした。その唇々くちぐちから
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)