“いくどうおん”の漢字の書き方と例文
語句割合
異口同音100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「やあ!」と、主人もセルゲイ・ニコラーエヴィチも異口同音いくどうおんに。——「なおさら結構……話して下さい」
はつ恋 (新字新仮名) / イワン・ツルゲーネフ(著)
二艘のボートからは、乗組員たちが異口同音いくどうおんに、いましも傍にきた幽霊船に対して怒りの声をなげかけた。
幽霊船の秘密 (新字新仮名) / 海野十三(著)
この娘の舞を見た者は、優雅な姿態と、さす手、ひく手の巧みさに魅せられて、異口同音いくどうおんに、その素晴しさをたたえるので、たちまち京の街の人気をかっさらってしまった。