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くちくせ
ふりがな文庫
“くちくせ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
口癖
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
口癖
(逆引き)
姉の眼にはいつか涙が
溜
(
たま
)
っていた。姉は健三の子供の時分、「今に姉さんに御金が出来たら、健ちゃんに何でも好なものを買って上げるよ」と
口癖
(
くちくせ
)
のようにいっていた。
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
寺尾は逢ふたんびに、もつと書け書けと勧める。さうして、
己
(
おれ
)
を見ろと云ふのが
口癖
(
くちくせ
)
であつた。けれども
外
(
ほか
)
の
人
(
ひと
)
に
聞
(
き
)
くと、寺尾ももう
陥落
(
かんらく
)
するだらうと云ふ評判であつた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
此
(
この
)
弟
(
おとうと
)
は
卒業後
(
そつげふご
)
主人
(
しゆじん
)
の
紹介
(
せうかい
)
で、ある
銀行
(
ぎんかう
)
に
這入
(
はい
)
つたが、
何
(
なん
)
でも
金
(
かね
)
を
儲
(
まう
)
けなくつちや
不可
(
いけ
)
ないと
口癖
(
くちくせ
)
の
樣
(
やう
)
に
云
(
い
)
つてゐたさうで、
日露戰爭後
(
にちろせんさうご
)
間
(
ま
)
もなく、
主人
(
しゆじん
)
の
留
(
と
)
めるのも
聞
(
き
)
かずに
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
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