“ぎじょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
儀仗55.6%
議定16.7%
宜城11.1%
戯場11.1%
儀伎5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
各王国居城に豪奢ごうしゃな官邸を構え、儀仗ぎじょう兵を付して威容を整え、各国王マハラージャの内政に容喙ようかいして、貢納金の取立て峻厳しゅんげんを極めている。
ナリン殿下への回想 (新字新仮名) / 橘外男(著)
ひとり六角中納言親経ろっかくちゅうなごんちかつねは、その罪を決める仁寿殿の議定ぎじょうでそれが公明の政事まつりごとでないことを駁論ばくろんした。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
漢の左将軍宜城ぎじょう亭侯司隷校尉ていこうしれいこうい領予州のぼく劉備りゅうび
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
花街や戯場ぎじょうで万金を捨てるようなばかげた遊蕩ゆうとうをしたのもこの頃である。
柳橋物語 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
と推察し、御車に扈従こじゅうの面々まで、にわかに陽気になって、還幸の儀伎ぎじょうは甚だ賑わった。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)