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きんぼたん
ふりがな文庫
“きんぼたん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
金釦
80.0%
金鈕
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
金釦
(逆引き)
金釦
(
きんぼたん
)
をつけた守衛は、いつもの出口に立って帰る者のポケットや弁当箱を、両方から一人一人撫でまわした。
かんかん虫は唄う
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
インキの
壺
(
つぼ
)
を、ふらここの
如
(
ごと
)
くに
振
(
ふ
)
つて、
金釦
(
きんぼたん
)
にひしやげた
角帽
(
かくばう
)
、かまひつけぬ
風
(
ふう
)
で、
薄髯
(
うすひげ
)
も
剃
(
あた
)
らず
遣放
(
やりつぱな
)
しな、
威勢
(
ゐせい
)
の
可
(
い
)
い、
大學生
(
だいがくせい
)
がづか/\と
入
(
はひ
)
つて
來
(
き
)
た。
松の葉
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
きんぼたん(金釦)の例文をもっと
(8作品)
見る
金鈕
(逆引き)
金鈕
(
きんぼたん
)
の服を着た黒人が一人大きい太鼓を打っている。この黒人も亦いつの間にか一本の樟の木に変ってしまう。
誘惑
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
一寸見
(
ちょっとみ
)
には、かの令嬢にして、その父ぞとは思われぬ。
令夫人
(
おくがた
)
は
許嫁
(
いいなずけ
)
で、お妙は先生がいまだ
金鈕
(
きんぼたん
)
であった頃の若木の花。
夫婦
(
ふたり
)
の色香を分けたのである、とも云うが……
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
きんぼたん(金鈕)の例文をもっと
(2作品)
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