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ききただ
ふりがな文庫
“ききただ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
聞糺
35.0%
聞訊
35.0%
聞質
10.0%
聞正
5.0%
聞糾
5.0%
聴糺
5.0%
訊糺
5.0%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
聞糺
(逆引き)
時雄は一刻も早くその恋人のことを
聞糺
(
ききただ
)
したかった。今、その男は
何処
(
どこ
)
にいる?
何時
(
いつ
)
京都に帰るか? これは時雄に取っては実に重大な問題であった。
蒲団
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
ききただ(聞糺)の例文をもっと
(7作品)
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聞訊
(逆引き)
そこで段々
聞訊
(
ききただ
)
して見ますと、実に意外なことが分って来ました。田中が云うには、丁度その前の晩に、寝床の中でハッとある事を思い出したのだ相です。
モノグラム
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
ききただ(聞訊)の例文をもっと
(7作品)
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聞質
(逆引き)
しかしこれはそれより以上あるかも分りませんが、何分統計などのある訳でもなし、ただその商人についてどれだけ位売出すかということを
聞質
(
ききただ
)
したまでの事ですから本当の事は分らない。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
ききただ(聞質)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
聞正
(逆引き)
お夏は
聞正
(
ききただ
)
すまでもなく、疑うまでもない、明かに、ちょうど自分が居る
背後
(
うしろ
)
から煽ぎ参らせよ、といわれたのである。
三枚続
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ききただ(聞正)の例文をもっと
(1作品)
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聞糾
(逆引き)
本当なんだか御世辞なんだかちょっと
見当
(
けんとう
)
がつかなかった。とにかく饅頭はどうでも構わないから、
肝心
(
かんじん
)
の労働問題を
聞糾
(
ききただ
)
して見ようと思って
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ききただ(聞糾)の例文をもっと
(1作品)
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聴糺
(逆引き)
そうして母に約束したごとく、自分はいつか折を見て、
嫂
(
あによめ
)
に腹の中をとっくり
聴糺
(
ききただ
)
した上、こっちからその知識をもって、積極的に兄に
向
(
むか
)
おうと思っていた。
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ききただ(聴糺)の例文をもっと
(1作品)
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訊糺
(逆引き)
ところで、私はおりおりこの男の過去の影が余儀なく目に触れるのを感じる外には、この男の生涯について、進んで
訊糺
(
ききただ
)
したい気にはなれなかった。
軽井沢にて
(新字新仮名)
/
正宗白鳥
(著)
ききただ(訊糺)の例文をもっと
(1作品)
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