聞正ききただ)” の例文
お夏は聞正ききただすまでもなく、疑うまでもない、明かに、ちょうど自分が居る背後うしろから煽ぎ参らせよ、といわれたのである。
三枚続 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)