“かんふく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
韓馥50.0%
韓福25.0%
感服25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
董卓は自分を相国しょうこくに封じ、楊彪ようひょうを司徒とし、黄琬こうえんを太尉に、荀爽じゅんそうを司空に、韓馥かんふく冀州きしゅうの牧に、張資ちょうしを南陽の太守に——といったように、地方官の任命も輦下れんかの朝臣の登用も
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
孟坦もうたんという韓福かんふくの一部将はすこぶる猛気の高い勇者だったが、これも関羽のまえに立っては、斧にむかう蟷螂かまきりのようなものにしか見えなかった。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
太守韓福かんふくは門のわきに馬を立てて、唇を噛んでいたが、群雀ぐんじゃくを追う鷲のように馳けてくる関羽を目がけて、ひょうっと弓につがえていた一矢を放った。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
何事なにごと外國人ぐわいこくじんせつ妄信まうしんする日本人にほんじんは、これをいておほいに感服かんふくしたもので、識見しきけん高邁かうまいせうせられた岡倉をかくらかくごときも
日本建築の発達と地震 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)