“かんぷく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
感服88.2%
甘服5.9%
艦腹5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かねて聞いてはいましたが、そなたのびわには、こころから感服かんぷくしました。ご主君しゅくんも、ことのほかおよろこびになりました。
壇ノ浦の鬼火 (新字新仮名) / 下村千秋(著)
予が殊に今日の詩人に於て甘服かんぷくする能はざる所ろは、一定の規矩きくを立てゝ人と己とを律せんとするに在り。審美の学を作りて、是を以て詩界の律令と為さんとするに在り。
詩人論 (新字旧仮名) / 山路愛山(著)
メーコンとラオコンとの艦腹かんぷくに開く強力なる機関砲は、鼻を並べて、殷々いんいんたる砲撃を開始した。
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)