“かんぬき”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:カンヌキ
語句割合
94.2%
貫木2.5%
閂子1.7%
0.8%
閂木0.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あの葡萄酒ぶどうしゅや酒の豊富な貯えには、錠や、かんぬきや、秘密の穴蔵などは、あまり大して保護をしてくれる物にならないのが普通であった。
僕は彼が不器用な手つきでドアの掛け金や貫木かんぬきをさぐっているなと思っているうちに、たちまちその扉がばたりとひらくと、廊下を全速力で走ってゆく彼の跫音あしおとがきこえた。
鍵穴かぎあなも見え頑丈がんじょう閂子かんぬきが鉄の受座に深くはいってるのも見えていた。錠前は明らかに二重錠がおろされていた。それは昔パリーがやたらに用いていた牢獄の錠前の一つだった。
取組は二本差しの朝の森をかんぬきめてるうち左外がけで押し倒される。出羽ヶ嶽星取表——●●●○
何の為かと思ったら全く室の出口出口の戸を悉く閉め切ってお浦を此の室より外へ出さぬ為であった、総ての戸に或いは錠を卸し或いは閂木かんぬきを施すなどの音が聞こえた
幽霊塔 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)