“かんそく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
觀測25.0%
観測25.0%
棺側12.5%
箝束12.5%
艦側12.5%
館則12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
地震計ぢしんけい觀測かんそくによるときは、初動しよどう方向ほうこう觀測かんそくせられるので、したがつて震原しんげん方向ほうこう推定すいていせられ、また初期微動繼續時間しよきびどうけいぞくじかんによつて震原距離しんげんきより計算けいさんせられるから
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
連合科学協会員は最近天空てんくうにおいておどろくべき観測かんそくをした。それはどういうことであるかというと、わが地球をねらってこちらへ進んでくるふしぎな星があるということだ。それは彗星すいせいではない。
三十年後の東京 (新字新仮名) / 海野十三(著)
シューベルトは三十八人の炬火持たいまつもちの一人として、棺側かんそくに従ってこの巨人の遺骸いがいを送ったが、その頃からシューベルトもまた健康がすぐれなかった。
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂野村あらえびす(著)
教場もしくは運動場であんなに騒々しいものが、どうしてかように自己を箝束かんそくする力をそなえているかと思うと、憐れにもあるが滑稽こっけいでもある。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
あっ、命中だ! 英艦エクセター号の艦側かんそくから、濛々もうもうたる黒煙こくえんがあがる。余は……
沈没男 (新字新仮名) / 海野十三(著)
史館の大額おおがくの下には、次のような館則かんそくが、壁に貼ってあった。
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)