“かもり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
掃守50.0%
神守50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
七三君は賢弟と南おもてえきして遊ばせ給ふ。掃守かもりかたはらに侍りて七四このみくらふ。文四がもて来し大魚まなを見て、人々大いにでさせ給ふ。
掃守かもりかたはらはべりて、ももの大なるをひつつ三一えき手段しゆだんを見る。漁父が大魚まなたづさへ来るをよろこびて、三二高杯たかつきりたる桃をあたへ、又さかづきを給うて三三こん飲ましめ給ふ。
使あやしみながら彼のみたちきて、其のよしをいひ入れてうかがひ見るに、あるじの助をはじめ、令弟おとうとの十郎、二八家の子掃守かもりなど居めぐりて酒を酌みゐたる。師が詞のたがはぬをあやしとす。
それと最初の答から海東郡だの神守かもり村だのという言いにくい言葉ばかりなんだから。僕はこんど出たら、どこか加行や多行の字のないところに転籍する。その後その決定が来た。科料金弐拾銭。
獄中消息 (新字新仮名) / 大杉栄(著)