“かごさか”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:カゴサカ
語句割合
香坂40.0%
籠坂20.0%
駕籠坂20.0%
麝坂20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こちらは香坂かごさか忍熊おしくまの二皇子は、それをお聞きになりますと、案のとおり、ご自分たちがあとを取ろうとおかかりになりました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
宿場を出はづれると直ぐ、右に曲り、近道をとつて籠坂かごさか峠の登りにかかつた。おもひのほかに嶮しかつた。酒は発する、息は切れる、幾所いくところでも休んだ。
木枯紀行 (新字旧仮名) / 若山牧水(著)
富士詣ふじまうでの下向げかうみぎり駕籠坂かごさかたうげにて始めて出會であひなんぢしなんと云を不便ふびんに思ひ連戻つれもどり我が宿に差置六七年やしなおきし中其恩義をわすれ我が女房と密通みつつうなし此條七を追出し田地家屋敷やしき家財迄かざいまでうばひ取んと謀計はかり白鳥はくてう
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
神功皇后の摂政の時代に、仲哀の子の麝坂かごさか忍熊おしくまの二人が反抗した。神功皇后への反抗であった。疑問の皇后に徳望の欠けていたことを示している。