“幾所”の読み方と例文
読み方割合
いくところ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
宿場を出はづれると直ぐ、右に曲り、近道をとつて籠坂かごさか峠の登りにかかつた。おもひのほかに嶮しかつた。酒は発する、息は切れる、幾所いくところでも休んだ。
木枯紀行 (新字旧仮名) / 若山牧水(著)