“かきとめ”の漢字の書き方と例文
語句割合
書留100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それをひらいて見ると「サラット師への手紙も着き、その中に封じてあった故郷への手紙は書留かきとめにして故郷に送りました。私までへ手紙とお家苞みやげを下すってありがとうございます」
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
椅子いすってい。貴様きさまっておれ。』と、かれ格子越こうしごし書留かきとめ手紙てがみかれ差出さしだしている農婦のうふ怒鳴どなつける。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
斯の如く帳面に書留かきとめ之有り右日野家家來けらい逐電ちくでんの始末は毎年八月十五日城州じやうしう男山石清水八幡宮放生會はうじやうゑに付參向さんかう公家衆くげしうあり抑々そも/\この正八幡宮は其昔時むかし 應神天皇を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)