“かかい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
河海45.5%
仮怪27.3%
嘉会9.1%
火塊9.1%
霞海9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ものたましひがあるとの想像さうざうむかしからあるので、だい山岳さんがく河海かかいより、せうは一ぽんくさ、一はなにもみなたましひありと想像さう/″\した。
妖怪研究 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
実怪の方には真怪しんかい仮怪かかいとの二種あり、虚怪の方には偽怪ぎかい誤怪ごかいとの二種ありて、偽怪は一名人為的妖怪といい、誤怪は一名偶然的妖怪といい、仮怪は一名自然的妖怪といい
おばけの正体 (新字新仮名) / 井上円了(著)
人をそこないて己れを益するにあらず。利をともにせば小なりといえどもかえりて大なり。利をともにせざれば大なりといえども還りて小なり。いわゆる利とは、義の嘉会かかいなり。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
圧殺する火塊かかいだ 狂気だ
原爆詩集 (新字新仮名) / 峠三吉(著)
これ等幾十と指点することの出来る山や島の頂線のみが上下相重畳ちょうじょうして、鮮明にはてしのない霞海かかいうちに、無言の交響楽をかなでている荘厳な光景は、これを現実と見るには余りに清浄であり
雲仙岳 (新字新仮名) / 菊池幽芳(著)