“うみかわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
宇美川33.3%
河海33.3%
海河33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこは宇美川うみかわ久原川くはらがわの流れががっし、また支流は縦横に走って、沼や芦原や、いたる所、砂丘さきゅうの雑草もふかく、わけて足場のわるい平野でおざる。——そして西はいちめん多々羅の浪打ちぎわ。
私本太平記:11 筑紫帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
たとえば「その泣きたもうさまは、青山を枯山からやまなす泣き枯らし、河海うみかわはことごとに泣きしき」というのは、何より適切に噴火のために草木が枯死し河海うみかわが降灰のために埋められることを連想させる。
神話と地球物理学 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
「それが、海河うみかわに落ちて死んだか、人手にかかったか、三日目から毎晩のように化けて出たって言いますぜ」