“おんなたち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
女達44.4%
婦人等22.2%
婦女等11.1%
妓達11.1%
婢達11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
車が出て行った跡で、家番と向いの家の女達おんなたちと意味ありげな、同情のある目付きをして顔を見合せた。
みれん (新字新仮名) / アルツール・シュニッツレル(著)
にくいにはあくまで憎いであろうが、一つはこの女の性質が残忍ざんにんなせいでもあろうか、またあるいは多くの男に接したりなんぞして自然の法則を蔑視べっしした婦人等おんなたち
雁坂越 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
狼藉ろうぜきえりし死骸むくろてられたらむように、婦女等おんなたちさんを乱して手荷物の間によこたわれり。
取舵 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
俵はほとんど船室の出入口をも密封したれば、さらぬだに鬱燠うついくたる室内は、空気の流通をさまたげられて、窖廩あなぐらはついに蒸風呂むしぶろとなりぬ。婦女等おんなたち苦悶くもん苦悶くもんを重ねて、人心地ひとごこちを覚えざるもありき。
取舵 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「お帰り」と番頭や婢達おんなたちが、これも怪訝そうな顔をして、大門札を抱えた要介達を迎え、玄関へ頭を並べたのを、鷹揚に見て奥へ通った。
剣侠 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)