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おほをけ
ふりがな文庫
“おほをけ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
大桶
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大桶
(逆引き)
蓬頭垢面
(
ほうとうくめん
)
、
襤褸
(
らんる
)
を身に包み、妻子なく、家産なく、たゞ一ヶの
大桶
(
おほをけ
)
をコロガシ歩いて、
飄遊
(
へういう
)
風の如く、
其処
(
そこ
)
の花蔭、
此処
(
ここ
)
の樹下と、一夜一夜の宿りも定まらず。
閑天地
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
土間
(
どま
)
は
一面
(
いちめん
)
の
日
(
ひ
)
あたりで、
盤臺
(
はんだい
)
、
桶
(
をけ
)
、
布巾
(
ふきん
)
など、ありつたけのもの
皆
(
みな
)
濡
(
ぬ
)
れたのに、
薄
(
うす
)
く
陽炎
(
かげろふ
)
のやうなのが
立籠
(
たちこ
)
めて、
豆腐
(
とうふ
)
がどんよりとして
沈
(
しづ
)
んだ、
新木
(
あらき
)
の
大桶
(
おほをけ
)
の
水
(
みづ
)
の
色
(
いろ
)
は、
薄
(
うす
)
ら
蒼
(
あを
)
く
三尺角
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
大桶
(
おほをけ
)
をころがす音し
一握の砂
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
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(3作品)
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