“えそ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
壊疽87.5%
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小さな血管の栓塞せんさいを起して組織を壊疽えそに陥れますから、どうしても血液の凝固を妨げる工夫をするより外に道はありません。
人工心臓 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
ガス壊疽えそだということは戦地の病院で診断されました、帰還して来て、半年ばかり軍の病院にいたんですが、ご存じのとおり体に違和は感じないし
四年間 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
隨分ずいぶんえそえだつもりだつけがこんなにおそくなつちやつて、なんちつてもみじかくなつたかんな、さうつても怪我人けがにんちやるもんだな
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)