“いのちご”の漢字の書き方と例文
語句割合
命乞100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたくしほうでもこころからどくおもいましたから、ときうつさず一しょう懸命けんめいになって神様かみさま命乞いのちごいの祈願きがんをかけましたが、何分なにぶんにも相当そうとう手遅ておくれになってりますので、神界しんかいから
宮内くない命乞いのちごいにその首だけはやっとつながった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そこへけさになって、宿直の与力よりきが出て、命乞いのちごいの願いに出たものがあると言ったので、佐佐はまずせっかく運ばせた事に邪魔がはいったように感じた。
最後の一句 (新字新仮名) / 森鴎外(著)