トップ
>
いたど
ふりがな文庫
“いたど”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
板戸
87.5%
板扉
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
板戸
(逆引き)
など
打返
(
うちかへ
)
し
其
(
その
)
むかしの
恋
(
こひ
)
しうて
無端
(
そゞろ
)
に
袖
(
そで
)
もぬれそふ
心地
(
こゝち
)
す、
遠
(
とほ
)
くより
音
(
おと
)
して
歩
(
あゆ
)
み
来
(
く
)
るやうなる
雨
(
あめ
)
、
近
(
ちか
)
き
板戸
(
いたど
)
に
打
(
うち
)
つけの
騒
(
さわ
)
がしさ、いづれも
淋
(
さび
)
しからぬかは。
雨の夜
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
と、かれがひきょうな声をうわずらしたせつな、狩屋建の
板戸
(
いたど
)
や
廂
(
ひさし
)
が
木
(
こ
)
ッぱになって、メキメキと飛びちった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
いたど(板戸)の例文をもっと
(14作品)
見る
板扉
(逆引き)
木目
(
もくめ
)
を洗出された時代の
錆
(
さび
)
のある
板扉
(
いたど
)
の中央に取附けた鎌倉時代の鉄の
鰕錠
(
えびじょう
)
が頗る椿岳気分を漂わしていた。
淡島椿岳:――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
厚い
板扉
(
いたど
)
を開けて、奥平貞能は中へ入るなり、大声で告げた。
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
同役の者とみえ、時々、
板扉
(
いたど
)
を細目にあけて
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
いたど(板扉)の例文をもっと
(2作品)
見る