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いしかべ
ふりがな文庫
“いしかべ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
石壁
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
石壁
(逆引き)
ボウダの国のわが友の、思ひも寄らぬまがつみに、かゝりて今は
石壁
(
いしかべ
)
の、ひとやのうちに
縛
(
しば
)
られて、われの
故
(
ゆゑ
)
にぞ苦しむと、聞く
憂事
(
うきごと
)
のあぢきなき
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
牛の牢という名は、めぐりの
石壁
(
いしかべ
)
削
(
けず
)
りたるようにて、
昇降
(
のぼりくだり
)
いと
難
(
かた
)
ければなり。ここに来るには、
横
(
よこ
)
に
道
(
みち
)
を取りて、
杉林
(
すぎばやし
)
を
穿
(
うが
)
ち、
迂廻
(
うかい
)
して
下
(
くだ
)
ることなり。
みちの記
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
南蛮寺
(
なんばんじ
)
の
絵蝋燭
(
えろうそく
)
は一つ一つふき消されて、かなたこなたから
狩
(
か
)
りだされた四、五十人の
浪人
(
ろうにん
)
が、いずれも
覆面黒装束
(
ふくめんくろしょうぞく
)
になって、
荒廃
(
こうはい
)
した
石壁
(
いしかべ
)
の
会堂
(
かいどう
)
へあつまってくる。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
いしかべ(石壁)の例文をもっと
(7作品)
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