“いしうす”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
石臼95.5%
石碓2.3%
石舂2.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
世に越後の七不思議なゝふしぎしようする其一ツ蒲原郡かんばらこほり妙法寺村の農家のうか炉中ろちゆうすみ石臼いしうすあなよりいづる火、人みな也として口碑かうひにつたへ諸書しよしよ散見さんけんす。
一郭、中がくぼんで、石碓いしうすを拡げた……右左みぎひだりは一面のきり。さしむかひに、其でも戸のいた前あたり、何処どこともなしに其の色が薄かつた。
貴婦人 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
汪士秀おうししゅう盧州ろしゅうの人であった。豪傑で力が強く、石舂いしうすを持ちあげることができた。親子で蹴鞠しゅうきくがうまかったが、父親は四十あまりの時銭塘江せんとうこうを渡っていて、舟が沈んで溺れてしまった。
汪士秀 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)