“いけい”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:イケイ
語句割合
畏敬95.7%
欹傾1.4%
異形1.4%
胃痙1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
子ながらも畏敬いけいの心の女御にょごの所へこの娘をやることは恥ずかしい、どうしてこんな欠陥の多い者を家へ引き取ったのであろう
源氏物語:26 常夏 (新字新仮名) / 紫式部(著)
彼が改革の峻急しゅんきゅう酷烈こくれつなりしも、またべならずや。彼は封建社会の解体の、滔々とうとうとしてむべからざるを見たり、彼は社会の中心点の欹傾いけいするを見たり、彼は徳川幕府の命数のあやうきを見たり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
是等これら土偶の素面ならざる事は面部輪廓の隆まりと兩眼りやうがん及び口の部の異形いけいとに由つて推知すゐちするを得れど、一
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
しかしだんだん気候が寒くなって後にくうと、すぐに腹をいためるので、前年も胃痙いけいをやってりした事がある。梨も同し事で冬の梨は旨いけれど、ひやりと腹にみ込むのがいやだ。
くだもの (新字新仮名) / 正岡子規(著)