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いくほん
ふりがな文庫
“いくほん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
幾本
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
幾本
(逆引き)
之
(
これ
)
よりは
我
(
わが
)
大日本帝國
(
だいにつぽんていこく
)
の
領地
(
りようち
)
である
事
(
こと
)
を
表示
(
ひやうし
)
する
爲
(
ため
)
に、
幾本
(
いくほん
)
の
日章旗
(
につしようき
)
を
海岸
(
かいがん
)
に
飜
(
ひるがへ
)
して
置
(
お
)
いても、
一朝
(
いつてう
)
此處
(
こゝ
)
を
立去
(
たちさ
)
つた
後
(
あと
)
の
事
(
こと
)
は、
少
(
すくな
)
からず
氣遣
(
きづか
)
はれるのである。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
屋根にはイルミネーションがつき、前面には金銀の
垂
(
た
)
れ
幕
(
まく
)
が下がり、
幾本
(
いくほん
)
もの
旗
(
はた
)
がにぎやかに立ち
並
(
なら
)
び、すべて新吉の町に
造
(
つく
)
ったものと少しも
変
(
か
)
わりませんでした。
曲馬団の「トッテンカン」
(新字新仮名)
/
下村千秋
(著)
石畳の上は、
淡
(
あわ
)
い燈のあかりでぬるぬる光っていた。温い夜風が、皆の裾を吹いて行く。井戸の中には、
幾本
(
いくほん
)
も縄がさがって「ううん、ううん」
唸
(
うな
)
り声が湧いていた。
風琴と魚の町
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
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