“あんばいしき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
塩梅式80.0%
按排式20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
れから又母はと中津生れであるが、長く大阪に居たから大阪のふうに慣れて、小供の髪の塩梅式あんばいしき、着物の塩梅式、一切大阪風の着物よりほかにない。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
きのう舞台ぶたいたおれたまま、いまいままで、楽屋がくやてえたんじゃないか。それをおまえさん、どうでもうちかえりたいと駄々だだをこねて、とうとうあんな塩梅式あんばいしきに、お医者いしゃせてかえ途中とちゅうだッてことさ
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
鱗が重なり重なッて髪の外面うわべを包んで居ます丁度筍の皮の様な按排式あんばいしきに鱗は皆根からすえへ向て居るのです
無惨 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)