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ありしづ
ふりがな文庫
“ありしづ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
有鎭
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
有鎭
(逆引き)
この
人
(
ひと
)
のいふのだからあてには
成
(
な
)
らないが、いま
座敷
(
ざしき
)
うけの
新講談
(
しんかうだん
)
で
評判
(
ひやうばん
)
の
鳥逕子
(
てうけいし
)
のお
父
(
とう
)
さんは、
千石取
(
せんごくどり
)
の
旗下
(
はたもと
)
で、
攝津守
(
せつつのかみ
)
、
有鎭
(
いうちん
)
とかいて
有鎭
(
ありしづ
)
とよむ。
春着
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
そのお
父
(
とう
)
さんを
知
(
し
)
つて
居
(
ゐ
)
るが、
攝津守
(
せつつのかみ
)
だか、
有鎭
(
ありしづ
)
だか、こゝが
柳川
(
やながは
)
の
説
(
せつ
)
だから
當
(
あて
)
には
成
(
な
)
らない。その
攝津守
(
せつつのかみ
)
が、
私
(
わたし
)
の
知
(
し
)
つてる
頃
(
ころ
)
は、五十七八の
年配
(
ねんぱい
)
、
人品
(
ひとがら
)
なものであつた。
春着
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
村山攝津守
(
むらやませつつのかみ
)
有鎭
(
ありしづ
)
——
邸
(
やしき
)
は
矢來
(
やらい
)
の
郵便局
(
いうびんきよく
)
の
近所
(
きんじよ
)
にあつて、
鳥逕
(
てうけい
)
とは
私
(
わたし
)
たち
懇意
(
こんい
)
だつた。
春着
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
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