“あふさか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
逢坂70.0%
相坂30.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
逢坂あふさか山からずつと左に湖南の方に連なつてゐる山脈やまなみとともに段々と遠く水の彼方に薄れていつた。
湖光島影:琵琶湖めぐり (旧字旧仮名) / 近松秋江(著)
ここにその將軍既に詐りをけて、弓をはづし、つはものを藏めつ。ここに頂髮たぎふさの中よりけのゆづるり出で更に張りて追ひ撃つ。かれ逢坂あふさかに逃げ退きて、き立ちてまた戰ふ。
相坂あふさかをうちでてれば淡海あふみ白木綿花しらゆふはななみたちわたる 〔巻十三・三二三八〕 作者不詳
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
相坂あふさかの関
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)