“あひなり”の漢字の書き方と例文
語句割合
相成100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
如何なる心のはずみにか候ひけむ、唯だ忽然はつと思ふやがて今までの我が我ならぬ我と相成あひなり、筆の動くそのまゝ、墨の紙上に声するそのまゝ、すべて一々超絶的不思議となつて眼前に耀き申候。
予が見神の実験 (新字旧仮名) / 綱島梁川(著)
あはれ何時迄いつまで狂氣きやうきでも有まじ其内には正氣しやうきに成るべしとてつれ歸り是も隱居所いんきよじよへ入置つかはせしに追々おひ/\正氣に相成あひなりければ又々以前の如く産婦さんぷ取揚とりあげ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
うも劇剤げきざい多量たりやうにおもちひに相成あひなりましたものと見えて、今日けふ余程よほど加減かげんが悪うござります。殿「木内きのうちういたした。 ...
華族のお医者 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)