“あしうら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
86.4%
足蹠9.1%
足裏4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たとへば舞をまふ女の、その二のあしうらを地にまた互ひに寄せてすゝみ、ほとんど一足かたあしを一足の先に置かざるごとく 五二—五四
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
然しその前に、所謂体重負担性断端——それを詳しく云うと、義足を要する肢のどの部分が、足蹠あしうらのように体重を負担するか、その点を是非知っていて貰いたいのだ。
夢殿殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
主人の足裏あしうらさめあごの様に幾重いくえひだをなして口をあいた。あまり手荒てあらい攻撃に、虎伏す野辺までもといて来た糟糠そうこう御台所みだいどころも、ぽろ/\涙をこぼす日があった。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)