“くるぶし”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:クルブシ
語句割合
95.2%
膝節1.6%
1.6%
1.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ガラッ八のくるぶしの桃などは、あまりケチなんで吹き出させてしまいましたが、不思議なことに銭形平次の文身はちょっと当てました。
「不眠症なんですよ。しじゅう腰が痛みましてね、それに脚が、この膝節くるぶしの上んところが疼々ずきずきするのですよ。」
それを伝わって、水面までおりた里好は、ためらうことなく、片足をざぶりと水の中へ突きおろした。ほんのくるぶしぐらいまでの水である。
つづれ烏羽玉 (新字新仮名) / 林不忘(著)
彼の天鵞絨びろうどの靴の上には、褲子くうづの裾を巻きつけた、意気なくるぶしが動いてゐる。ちらちらと愉快さうに。
パステルの竜 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)