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くろぶし
ふりがな文庫
“くろぶし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
踝
50.0%
黒節
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
踝
(逆引き)
一つ、二つと勘定すると三つ目で、水は
踝
(
くろぶし
)
まで落ちた。それで平らに続いている。意外に早く高い所へ出たんで、非常に
嬉
(
うれ
)
しかった。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
その上本当の水、しかも坑と同じ色の水に濡れるんだから、心持の悪い所が、倍悪くなる。その上水は
踝
(
くろぶし
)
からだんだん
競
(
せ
)
り上がって来る。今では腰まで
漬
(
つ
)
かっている。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
くろぶし(踝)の例文をもっと
(1作品)
見る
黒節
(逆引き)
石橋の上に立って下を見ると、黒い水が草の間から
推
(
お
)
されて来る。
不断
(
ふだん
)
は
黒節
(
くろぶし
)
の上を三寸とは
超
(
こ
)
えない底に、長い
藻
(
も
)
が、うつらうつらと
揺
(
うご
)
いて、見ても
奇麗
(
きれい
)
な流れであるのに、今日は底から濁った。
永日小品
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
くろぶし(黒節)の例文をもっと
(1作品)
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