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『オペラの辻』
ふりがな文庫
『
オペラの辻
(
オペラのつじ
)
』
巴里は世界の十字路といわれている。巴里の中でもブラス・ドゥ・オペラ(オペラの辻)は巴里の十字路といわれている。 冬の日が暮れると神廟のようなオペラの建物は闇の中にいよいよ黒く静まり返える。オペラの開幕は八時だから今はまだその広い入口の敷石に …
著者
岡本かの子
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「婦人サロン」1932(昭和7)年5月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約8分(500文字/分)
朗読目安時間
約13分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
大通
(
ヴウルヴァ
)
猿
(
モンキー
)
大通
(
グランヴウルヴァ
)
結構
(
トレボン
)
嬉
(
よろこ
)
駄々
(
だだ
)
俤
(
おもかげ
)
遣
(
や
)
辛
(
つら
)
贅沢
(
ぜいたく
)
誂
(
あつら
)
許
(
もと
)
衛戍
(
えいじゅ
)
茲
(
ここ
)
背
(
そむ
)
竪縞
(
たてじま
)
稚
(
おさな
)
硝子
(
ガラス
)
瀬
(
せ
)
梢
(
こずえ
)
悉
(
ことごと
)
怯
(
おび
)
屏風
(
びょうぶ
)
奪
(
と
)
天稟
(
てんぴん
)
却
(
かえ
)
卑怯
(
ひきょう
)